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ときめきキラキラサークル

私の大学には様々なサークルがある。自分自身元々スポーツが水泳以外得意ではないので、基本的にクラブ活動や部活動を考えるときは文化部系のものを選んできた。中学・高校ともにパソコン部に所属した。高校では部長も経験した。大学にはパソコン部がないのでかなり迷っていた。その中でも特に面白そうだなと感じたものが一から映画を作り上げるというサークルだった。もちろん出演者だけでなく脚本から監督、カメラマン、音声、照明、編集、のような所謂裏方の作業まで全て行うらしい。

私はパソコンで何かを作るのが趣味であり、YouTubeの動画を作ってみたり、よくわからないソフトやゲーム、Webサイトなども作っていた。今後の人生の中でみんなで映画を作りあげるというものはそうないだろうと思い、かなり魅力に感じていた。

それが大学入学が決まるまでのモチベーションにもつながっていた。

 

 

晴れて大学生になり新入生歓迎会で様々なサークルを見に行くことができる日が訪れた。そこでばったり中学生ぶりの友達にあった。

とりあえず午前中の間はその友達と話しながら友達の行きたいサークルを見に行くことに決めた。午後に自分が気になる場所にいこうと考えていた。ところが大学に爆破予告があったらしく、防犯上の関係で午前中だけで全員強制退場することになった。私の行きたいところに行けなくなってしまった。

 

 

少し時が経ち、部登録と新入生オリエンテーション的なものを開催することが決まった。もちろん映画製作サークルに向かった。トイレに行っていたこともあって着いたころには人がかなりたくさんいた、なんならオリエンテーションは既に始まりかけていた。

そこで何か違和感を感じた。陽キャの集まりとはまたちょっと違うが、サークル独特のワイワイ感だろうか。その雰囲気に押されて結局オリエンテーションに参加することはできなかった。「あ、自分の居場所はここじゃないかも」そんな気がした。

 

 

そこで気が付いたのは自分は元々一人で作業するほうが向いていて、そっちの方が気が楽だと感じやすいのかもしれないということだ。

この気づきは決して後ろ向きなことではない。自分の心地よい制作スタイルを再確認するいいきっかけになった。

すごくポジティブ思考に見えるかもしれないが、実は全然そんなことはない。ネガティブな感情にならなかったと言えば嘘になる。

ポジティブにでも考えてないと心が持たない。

 

 

大学に入ってから特に感じるのが友達作りがこれまでで一番難しいということだ。まだ大学の授業が始まって1週間だが、意外とみんな授業前とかに仲良く話してるのを見かける。高校よりも孤独を感じる場面が多く、「早く何かしらのサークルに入って友達を作らないといけない!」という焦りが常に心の片隅にあった。

 

 

無理に「みんなで制作をする」という型に自分をはめ込む必要はなかった。

 

 

SNSは動画投稿サイトには同じような境遇の人がいるだろうし、個人で制作をしてる人ももちろんいることだろう。

この無限に広がっているインターネット世界こそが私にとっての「部室」なのだ。

 

 

今後大学生活を送っていく中で心境が変わるかもしれないが、今のところは自分がしたいことをする時間にしたい。